自毛植毛の手術前~手術後におこる痛みの内容
自毛植毛の手術をする場合、なによりも気になるのは痛みではないでしょうか。人によって感じ方が違って、数字で表すことができないのでより恐怖感はありますね。
実際の痛みはどんなものなのか4つのポイントにわけて解説していきます。
1.手術前は麻酔を打つ時にチクっと痛む
手術をする場合に必要な事、それは麻酔の注射です。さらに詳しく言うと麻酔の注射針が刺さる時。ここはどうしても”チクッ”と痛みがあるのは逃げられません。
自毛植毛は体にかかる負担が少なくて済む局所麻酔を使い、痛みを感じないようにしてから手術をします。体に負担のかかる全身麻酔は使いません。
たとえるなら、小学校1年生が耐えられる程度のものとしています。ある意味小学校1年生が耐えるのなら大人はがまんするしかありません。
2.術中は麻酔で痛みはほとんどなし
自毛植毛の手術は痛いと一昔前のイメージを持っている方は意外と多いですが、手術している最中は麻酔が効いているため無痛です。手術中に心地よくて眠ってしまったり、DVDを見たりする事ができる事を考えると手術中の痛みを心配する必要はありません。
多くの本数を植毛する場合、手術時間が長くなるので途中で休憩をとり食事ができるほどです。
また自毛植毛の経験者は歯医者の治療の方が痛かった。と意外な答えが返ってきてびっくりしました。
3.手術当日はチクチクする感じの痛みが出ることがある
痛みが出るとしたら麻酔が切れてから翌朝までのこの時間帯になります。
程度としては頭皮が引っ張られて突っ張るような感じがする程度で「チクチク」する感じで「ズキンズキン」ではありません。
それでも痛かったり、気になるようであれば、痛み止めの処方もあるので安心して下さい。
4.手術後はかさぶたになっていく時のいたがゆさがある
植毛をした場所や移植元は体の状態で言えば傷と一緒です。翌日以降はその傷が徐々に治ってかさぶたになっていくため、痛がゆさが出てきます。
植毛の手術方法による痛みについて
FUT法(切る植毛)
メスを使って頭皮ごと切り取るためどうしても痛みが出やすい傾向にあります。施術者の約半数程度が軽い痛み止めを服用をします。
FUE法(切らない植毛)
メスを使わずに毛穴ごとにドナーを採取するため傷跡が小さく痛みも少なくて済みます。気になる方は痛み止めを服用する程度。
ATRAS(ロボット)を使った植毛手術の痛みについて
クリニックによっては、移植する毛根を採取するときにロボットを使うことがあります。FUE法(切らない植毛)と内容は同じで、メスは使いません。
手作業で毛根の採取をするよりは、多少痛み出ることがありますが、基本的に麻酔が聞いているため痛みはほとんどありません。たとえるなら歯医者で治療うするのと同じくらいです。
ATRAS(植毛機械)で手術を受ける時に、痛みではないが、機械に頭を抑えられていたため、顔の圧迫感だけは不快に思うことがあります。
植毛手術の痛みと麻酔の関係
麻酔なしで自毛植毛の手術の痛みは耐えられるものではないので、麻酔が必要になります。基本的には、局所麻酔をして手術をしますがクリニックによっては、他の麻酔や安定剤と併用して使うこともあるようです。
局所麻酔には、リドカインという成分のものがよく使われています。理由は、即効性があってしっかり効くこと、毒性が少ないという理由からです。
しかし麻酔に対してアレルギーのあるかたは、手術を受ける事が難しくなります。
もし過去に麻酔薬へのアレルギーなどで医師と話をしたり心あたりがある場合は、一度相談することをおすすめします。
植毛手術の痛みについてまとめると
- 局所麻酔は体への負担が少なく、痛みをコントロールできる。
- 痛みのピークは手術当日の麻酔が切れる夜から翌朝までという事が多い。
- 個人差があるが、「ズキンズキン」ではなく「チクチク」程度。
- 技術が進歩しているので、心配するほどのレベルではなくなってきている。
基本的に植毛の手術中は、麻酔をするため痛みはほとんどありません。
しかし、手術というのは傷を作る行為でもあるため、手術後のチクチク感や、かさぶたができていく痛がゆさはどうしても出てしまいます。
痛みの感じ方は人それぞれなので、痛みが心配な場合はクリニックに痛み止めを処方してもらい、手術後の痛みに備えましょう。
また、植毛手術自体の技術が高ければ、痛みのリスクを抑えることもできるので、クリニック選びは慎重にすることをおすすめします。
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